2022年12月10日 OMNI 海ごみプロジェクト
逗子 x 東大 ビーチクリーンアイデアワークショップ
-逗子海岸をきれいに使い続けるためのガイドラインをデザインする-
2022年12月10日、逗子市と東京大学で取り組む未来ビーチクリーンラボのシリーズ第三弾として、「逗子海岸をきれいに使い続けるためのガイドラインをデザインする」をテーマに市民参加型のワークショップを実施しました。
未来ビーチクリーンラボの第三回となる本ワークショップでは、第二回ワークショップの全体ダイアログで海岸ごみやビーチクリーンの運用についての内容が多かったことから、ビーチクリーンのガイドラインづくりにテーマを絞って議論。
事務局チームで予めガイドラインの叩き台を作成し、現状の運用や、ガイドラインの内容がなぜそうなっているのかを質疑応答を通じて参加者全体で確認しあうことで、逗子海岸利用においてどのように使っていく必要があるか理解を深めつつ、後半は未来の逗子海岸でどのようなことが起こって欲しいかグループで議論し、未来の世代まで考えた海岸利用の先の理想の逗子海岸を描きました。
※逗子海岸におけるビーチクリーンガイドラインの試作品
ワークショップの冒頭で本ワークショップのテーマを参加者にお伝えしたあとは、早速事務局チームで作成したビーチクリーンのガイドラインを一つずつ共有。
共有内容を踏まえて、海岸の使い方として共感したところ、質問したいところ、もっとこうした方が良いというアイデアをグループ毎に整理し、全体シェアを通じてガイドラインのアップデートや理解を深めていきました。
実際にガイドラインとして、整理されたものをベースに話して見ると現状の運用が行われている意図や、改善できうるポイントなどが見えてきました。
後半は、未来の逗子海岸で起こってほしいことを描きながら、実際にどのようにしてその出来事を起こしていけるかをグループ毎に議論。
「ビーチクリーンを通じて地域コミュニティとしてのネットワークを作っていきたい」、「海岸利用者それぞれの自発性を大切にしながら小さな善い行動が生まれてほしい」「多様な海岸利用者に開かれながら、綺麗に使われているビーチとして広く知ってほしい」「逗子海岸のビーチクリーンの教育が行われていて欲しい」と、様々な理想の逗子海岸が生まれました。
2022年6月のキックオフを経て、9月正式に活動が始まっていった未来ビーチクリーンラボ。
シリーズのワークショップは、今回で一旦終了となり、ここからは事務局チームで、未来の世代に綺麗な逗子海岸を残すため、必要なビーチクリーンのガイドラインを作成していくフェーズになります。
最後に、参加者それぞれがビーチクリーンを通じた先の逗子海岸を、一言に凝縮し、全体に発表して終了となりました。
Comments