2022年6月2日
OMNI 海ごみプロジェクトキックオフ
逗子 x 東大 ビーチクリーンアイデアワークショップ
2022年6月2日、逗子市のビーチクリーンに関わる様々なバックグラウンドを持つ参加者に集まって頂き、逗子市と東京大学が海ごみの削減に向けビーチクリーンをテーマに協働したら何ができるか、プロジェクトのキックオフとして考えるワークショップを実施しました。
逗子海岸のビーチクリーンをテーマに、自治体、市民、大学と多様なセクターを横断する参加者で行われたワークショップは、一人ひとり違うバックグラウンドを持つ参加者それぞれの視点でどの様な逗子海岸を望んでいるのか、理想の逗子海岸を描く前半と、その実現に向けたビーチクリーンのアイデアを出す後半でそれぞれワークを行いました。
前半は、逗子海岸マリン連盟の理事長を努める小林大樹さんから「逗子海岸の取り組みについて」、京都大学でごみや環境教育をテーマに研究を行う浅利美鈴先生から、「身近に潜むマイクロプラスチックと海ごみ問題について」、それぞれご講演頂き、逗子海岸への理解と海ごみ問題に対する問題認識を深めてから、それぞれが思う、こうなったらいいなという理想の逗子海岸をグループで話しながらスケッチで描いていきました。
後半は、海ごみ削減につながるデザインや行動変容を促進する世界の事例をインスピレーションとしながら、各グループで描いた理想の逗子海岸を実現するためにあったらいいなと思うアイデアを考え、プロトタイピングキットを使ってアウトプットしました。
各グループ、海ごみに対する海岸利用者の意識の問題や、ビーチクリーン自体の認知や楽しみ方、そもそもごみを出さないために何が必要か、海岸だけで終わらずいかに資源を循環させていけるかという視点など、それぞれの問題意識や重要な問いが見えてくるアイデアのアウトプットとなりました。
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